プロスタグランジンD2が脳内にたまると眠くなる

 睡眠中、脳はどんな状態になっているのでしょうか。『大阪バイオサイエンス研究所』のサイト、「分子行動生物学部門」のページに、「プロスタグランジンD2を中心に睡眠と覚醒の調節機構を探求」という記事が掲載されていました。ここでも、プロスタグランジンが働いているようです。  20世紀はじめに、長時間眠らせないでいたイヌの脊髄液を、他のイヌの脳へ注射するとそのイヌが眠ってしまうことを発見して、自然な睡眠を...

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酒の種類で二日酔いの程度が異なる?

 ビール、日本酒、焼酎、ウィスキー、ブランデーといった具合に、いろんな種類のお酒ををチャンポンして飲んだときに、悪酔いすることがあるのは、結局目先が変わることで、一種類の酒を飲み続けたときよりも、多くの量のアルコールを飲む結果だと言われます。  ところが、アメリカ・ブラウン大学の研究チームが、酒の種類によって二日酔いの程度が異なることを調査したようです。『WIRED VISION』2009年12月...

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風邪薬は治癒を遅らせる場合も

 『進化から見た医学』から関心を持ったところをもうひとつ、第2章「風邪をひいてから治るまで」に記述されている「解熱剤は何をするか」の項を引用します。風邪などで辛いのは、頭痛、倦怠感、咳、鼻づまり、場合によっては、下痢・嘔吐もあるかとおもいますが、よっぽど苦しい場合を除いて、安易に薬を服用しない方が治りが早いようです。  「風邪薬」といわれる風邪の諸症状を緩和する薬品のうちポピュラーなものが、アスピ...

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梅干の成分が胃炎・胃ガン、糖尿病予防に有効

 そういえば、梅干は久しく食べていません。お腹の調子が悪いときに食べたら良いということは聞いたことがありますが、最近の研究では、それだけでなく、胃炎・胃ガンや糖尿病の予防にも効果があるということが明らかになりました。  日高新報のサイト『Web Hidaka』に掲載された「梅が糖尿病予防に効果」という記事。和歌山県みなべ町が、地元の特産物である梅干の健康効果を医学的に証明しようと、和歌山県立医科大...

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収斂進化

 『進化から見た病気』には、「ダーウィン医学」について論じられていますから、当然、生命の「進化」についても、序論的に説明されています。第1章の「「ダーウィン医学」とは何か」の中に、興味深い記述がありました。  オーストラリア・ニュージーランドには、カンガルーやコアラをはじめ、お腹に袋を持ち、その中で胎児にあたる時期の未熟な子を育てる有袋類と呼ばれる哺乳類が多くいる。一方、我々ヒトを含む哺乳類は、胎...

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自然治癒機能と薬と用いた治療法

 『進化から見た医学』、第3章「ヒトは病気とどうつきあってきたか」というところに、人間が本来もっている自然治癒機能と薬を用いた治療法との関係を述べたところがあったので、引用して考えてみます。  薬でさまざまな病気の症状が軽減されることが発見されると、人類はヒトの身体に起こるあらゆる不都合な症状を医療によって改善することをめざすようになった。頭が痛いとか、身体がだるいとか、咳が出るなど症状がはっきり...

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風邪ウイルスは発熱によって消滅する

 風邪の主症状である発熱と倦怠感。「ダーウィン医学」によると、どちらも「風邪ウイルス」とたたかうために身体が備えた自然治癒機能だったようです。長くなりますが、その仕組みが面白いので、『進化から見た病気』の第2章[風邪をひいてから治るまで」より抜粋・引用します。  風邪をひいて発熱したときには悪寒という寒気を感じるとともに、たとえ37度の体温があっても身体は寒いときと同じ反応を示す。それは、風邪ウイ...

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「ダーウィン医学」の考え方を学ぶ

 今年(2009年)10月に、ドイツで行なわれた「世界保健サミット」で焦点があてられたという「ダーウィン医学」のことを、この『施術日誌+α』で触れたことがあります。その考え方に興味をもったので、もう少し深めてみたいと思っていたところ、『進化から見た病気 「ダーウィン医学」すすめ』(栃内新著)という本に出会いました。  まず、「ダーウィン医学」とは何かということを、次のように説明しています(抜粋)。...

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有酸素運動の健康効果を白血球テロメア長で実証

 先日、有酸素運動の若年成人期における効用について書きましたが、またしても有酸素運動、そのアンチエイジング効果に関する「運動が白血球を老化から守る」という記事が、『ヘルスデージャパン』に掲載(2009年12月14日)されていました。  もともと有酸素運動には、心肺機能・酸素摂取能力の向上、冠動脈疾患、高血圧症、大腸ガン、糖尿病、骨粗鬆症などに罹患する危険性の減少、不安や抑うつ感を軽減するなどの健康...

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高血圧と体内時計の関係

 不規則な生活と塩分の過剰摂取が高血圧症を引き起こすことになる。これまで当たり前のように思われていた「逆」健康訓ですが、これには体内時計のメカニズムが関わっていることを、京都大学大学院薬学研究科のグループが明らかにしました。  『京都新聞』インターネットサイトに「体内時計が乱れ高血圧症に 京大グループが解明」、『asahi.com』に「高血圧、生活リズムつくる遺伝子関与? 京大教授ら実験」という記...

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